小さな唇


原題 Little Lips 1974年 イタリア スペイン合作

病院のベットの中で…
私は生きる希望を失っていた
だか故郷に戻るとすべてが変わった
一人の少女が私を変えたのだ
幼いヴィーナスが舞い降り…
私の欲望と感情を目覚めさせてくれた
私の心は歓びに震え…
再びペンをとる力がよみがえったことを知った
そして日々の体験を書き留める決意をした

「戦場で身も心も傷ついた男ポールが愛した女性それはまだあどけない少女エバァだった。」
「美少女エバァの微笑みがポールの人生の歯車を静かに狂わせていく。」

彼女は幸せだと言った
私は彼女の言葉に耳を傾け…
少女は私の愛に応えた
私はこの幸福を書きつづった
男と女の物語を
男を絶望から救った少女の物語を
戦争で深く傷ついた男の話を
彼女は私の話かと尋ね…
私は二人の物語と答えた
幼い少女が私に生きる力を与えてくれた
幸福だった

「エバァ、君は私だけの妖精、もう君を誰にも渡したくない。」
「大人の愛は果たして少女に伝わる物なのか。少女は男を翻弄しているだけなのか…」
「劇場公開時ヨーロッパそして日本でセンセーションを巻き起こしたあの衝撃の問題作が今よみがえる」

エバァによって人生が意味あるものとなった

「昼顔の名優ピエール・クレマンティ」
「ヨーロッパの妖精カティア・バーガー」
「監督ドメニコ・カタリニチ」
「小さな唇」

小さな唇 2003.6.27 リリース時宣伝映像より

大人と少女の恋愛を真っ向から扱った問題作
少女のままでいて欲しかったポールと大人になりたかったエバァ
(明確には語られていないがポールは戦傷により性的不能になっている)

愛と幸福と葛藤と悲劇の物語

エバァを演じるカティア・バーガーはかなりの美少女、1964年生まれなので当時10才ぐらい。
http://en.wikipedia.org/wiki/Katya_Berger
内容的にはなぜ今の日本で販売できるのか不思議な内容です。
アメリカや日本と違いヨーロッパでは問題無い内容だって事でしょう。
私の手元に有るのは2003年以前に販売されたビデオ(正確にはレンタルVHSを自分でキャプチャーした物)ですが
2003年版も同じ内容みたいです。DVD版では遥かに鮮明に見えるらしい…
今でも問題無く購入出来ます。同じ小さな唇でも「ヴァネッサ 小さな唇」は間違っても買わない様に(笑)